京都府亀岡市の薭田野(ひえだの)神社のすぐ近くに、絵本作家近藤薫美子さんのアトリエ&絵本原画ギャラリーがオープンします!
近藤さんと仲良しの絵本作家村中李衣さんも来られます。
ぜひ皆さまもお越しください。
(1月28日(日)は私花田が終日お手伝いに、29日(月)は店長の渡邉が終日お手伝いに行かせていただきます。)
〜SINCE1987〜
京都府亀岡市の薭田野(ひえだの)神社のすぐ近くに、絵本作家近藤薫美子さんのアトリエ&絵本原画ギャラリーがオープンします!
近藤さんと仲良しの絵本作家村中李衣さんも来られます。
ぜひ皆さまもお越しください。
(1月28日(日)は私花田が終日お手伝いに、29日(月)は店長の渡邉が終日お手伝いに行かせていただきます。)
なんとなんと目標金額達成しました!!
たくさんの方にご支援いただき、こんなに早い段階で目標金額を超えることができました!ご支援くださった方々、SNSなどで拡散してくださった方々、本当にありがとうございました!改めて厚くお礼申し上げます。最終日11月30日までは引き続き支援募集中です!
あとは絵本完成まで頑張るのみです!!制作過程は引き続きモーションギャラリーのページのアップデート記事でお知らせしますので、読んでいただけたら嬉しいです。
また目標金額を超えた余剰分の使い道は、以下のようになります。
当初の支援金の使い道は下記の通り、予算に対して目標金額が少なくなっています。足りない分はえほん館が補填するという予定でしたが、目標金額を超えた支援金はまずはこの足りない部分の補填に使わせていただきます。
さらに160万円を超えた支援金は紙質のグレードアップに使わせていただきたいと考えています。みなさまのおかげで、質にこだわったモノづくりをさせていただけます!
本当にありがとうございます!!
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
〈支援金150万円の使い道〉
◯製版・印刷・製本費 ¥900,000
◯用紙費 ¥400,000
◯装丁・デザイン費 ¥150,000
◯MOTIONGALLERYへの手数料 ¥150,000
––––––
合計 ¥1,600,000
〈余剰支援金の使い道〉
◯上記の足りない分への補填
◯紙質の向上
今の私の周りにいてくださる方は、ほとんどが「えほん館」をスタートしてから出会った方々なので”花田と言えば絵本”と思ってくださっていますが、今回応援メッセージを寄せてくれたてっちゃんは、本格的にえほん館を始める前に出会った人です。
学生時代の友達ともかなりのブランクがあった私には、本当に昔からの私を知ってくれている人は今や彼だけになってしまいました。
私の辛く苦しい時期や人に言えないような事をしていた事など、いろいろ知られてしまっているので、人生で一番口止めしたい人です。
そのせいか、彼の文章を読むとその中に大切だった人たちが甦り、瞬間で泣いてしまいます。
てっちゃん、ありがとう!
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「ねこはねこのゆめをみる」を推す
著述業 清水哲男
2013年5月28日@上桂えほん館
花田睦子さん、むっちゃんにはじめて会ったのは40年ほど前のことだ。
その頃彼女は軽の箱バンにいっぱいの絵本を詰め込んで、あちこち駆けずり回っていた。
いつか路面のお店を持ちたいと言いながら、呼ばれればどこへでも出かけていき、自分が思う素敵な絵本を紹介し、届け、そんな毎日を繰り返していた。初対面のぼくに言いたいことを散々しゃべって帰っていった。
「こいつ、商売は下手くそやな」
それが第一印象だった。
商売は下手くそだったが、むっちゃんは真面目で熱心で、人の心をつかむのが上手かった。
彼女はいつも大勢の人に恵まれ、支えられ、瞬く間に夢だったえほん館を伏見に開いた。36年前のことだ。
以来ずっと彼女とえほん館のことを見続けてきた。
伏見、上桂、桂と移動し、そうしていまの京町家えほん館むむむにたどり着く過程の中で、むっちゃんのまわりには大勢の仲間、ファンが集まった。
そのひとりがアニメーション作家鋤柄真希子さん、マキちゃんだ。
マキちゃんにはじめて会ったのは、2013年5月28日、上桂の店でぼくのトークイベントを開いてもらった時だ。当時マキちゃんはえほん館のスタッフだった。
イベントが終わって、むっちゃんの運転する車で一緒に京都観光をし、ご飯を食べお酒を飲んだ。
いろんな話の果てにアニメーション作家だと知った時、僕はちょっとした興奮を覚えたことを記憶している。
アニメーションといえば誰もがジブリを思い浮かべるような時代、すべてひとりで手づくりだと知って驚いたり感心したりしたものだ(実は現在のパートナーとなる彼とふたりでつくっていたのだが……)。
ちょうど2008年に加藤久仁生が「つみきのいえ」でアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した後で、ぼくの興味もアニメに向かっていた。
「カラスの涙」「ゆきをみたやまね」「やまなし」とマキちゃんの作品を観た。劇的なストーリー展開や大きな事件というものはない。
主人公は小さな生き物だ。だがこの温かさはなんだろう、と思った。
それは多分、1枚1枚の絵を手描きにし、撮影し、仕上げていくプロセスで、マキちゃんの中の温かさが彼女の指先を通じて作品に込められるからだろう。
「みずたまり」では、水面に映り込む草花とチョウチョ。小さな限定的な風景の中に宇宙が映し出されていると思った。
「蜉蝣」ではその小さな小さな命が迎える成長の瞬間をとらえた。命というものは一瞬も立ち止まることはないのだ。
ヤマネやウサギ、ネコ、イヌ、チョウチョ、サワガニそうしてカゲロウまで小さき命を丁寧に描く。ひとつひとつは小さい命だが、それはそのもので宇宙なのだ。貫いているのは自然と命に対する畏敬の念なのだろう。
さらに「深海の虹」だ。太陽に比べるとマッコウクジラは小さな存在だが、そいつは太陽を飲み込んでしまう。大きさなど関係ないのだ。命こそが尊いのだ。マキちゃんはそう言いたいのだと思った。
ところでぼくは主にドキュメンタリーだが、40年以上書籍、紙の世界で生きてきた。
だからだろうか、予てからマキちゃんの作品を紙で読みたいと思っていた。そしてむっちゃんにはいい絵本を見つけてきて紹介し届けるだけではなく、自らいい絵本をつくって世に送り出してほしいと思っていた。
「ねこはねこのゆめをみる」ではぼくのそんな思いが実現する。
このプロジェクトを必ず成功させて、多くの人たちに生きることの楽しさや、命の尊さをあらためて届けてほしい。
そのためにぼくは、全力で「ねこはねこのゆめをみる」を推す。
むっちゃん、マキちゃん、頑張れ!
『ねこはねこのゆめをみる』クラウドファンディングの締め切りまで残り15日ほどとなりました。
目標達成に向けて、皆さまのご協力を、何卒よろしくお願いします!!
どうぞ皆さまのお力をお貸しください!!
https://motion-gallery.net/projects/nekoyume