<たべる>

<たべる>(アートン)
谷川俊太郎・文 井上洋介・絵

「食べてごらんこの絵本。噛めば噛むほど味がでる。」
帯にこんな言葉があり、どんなにおいしい絵本かと開いてみると・・・
食べるということが当然で趣味にもなるような現代社会に生きている私としては、ちょっとショックを受ける絵本でした。
一瞬にして食べ物がない世界、食べることが出来ない世界へ誘われぞっとするような恐怖を感じ、ラストで、たかしがいつもと同じ朝ご飯を「おいしい」と思う気持ちにどっぷり共感。
そして、食べるということだけでなく、私たちが日常知らず知らずの間に陥ってしまっている生き方のゆがみまで見せられた一冊でした。
当たり前のことを見せられて、ゾッとしてしまう自分こそがこわい・・・。

上記はこの絵本を初めて読んだときに私が書いた紹介文です。
(2006年9月)
今、改めて読んでみて昔から親に「食べ物を粗末にしたらあかん!」と言われ続けていたことを思い出し、初心にかえっています。
(初心ってなんやねん!?)
今日もご飯が食べられる。
美味しいケーキまでいただいた。

本当にありがたいことです。。。

写真: 朝からの差し入れに続きまして。。。

<たべる>(アートン)
      谷川俊太郎・文 井上洋介・絵

「食べてごらんこの絵本。噛めば噛むほど味がでる。」
帯にこんな言葉があり、どんなにおいしい絵本かと開いてみると・・・
食べるということが当然で趣味にもなるような現代社会に生きている私としては、ちょっとショックを受ける絵本でした。
一瞬にして食べ物がない世界、食べることが出来ない世界へ誘われぞっとするような恐怖を感じ、ラストで、たかしがいつもと同じ朝ご飯を「おいしい」と思う気持ちにどっぷり共感。
そして、食べるということだけでなく、私たちが日常知らず知らずの間に陥ってしまっている生き方のゆがみまで見せられた一冊でした。
当たり前のことを見せられて、ゾッとしてしまう自分こそがこわい・・・。

上記はこの絵本を初めて読んだときに私が書いた紹介文です。
(2006年9月)
今、改めて読んでみて昔から親に「食べ物を粗末にしたらあかん!」と言われ続けていたことを思い出し、初心にかえっています。
(初心ってなんやねん!?)
今日もご飯が食べられる。
美味しいケーキまでいただいた。

本当にありがたいことです。。。